Firefly stories

夏の終わりのホタル観察ガイド:身近な場所で光を探してみよう!

·

(c) Sam Kieschnick, some rights reserved (CC BY)

8月の夕方、アメリカのシカゴにある静かな公園や、ミシガン州アンアーバーの庭のそばを歩いているところを想像してみてね。日が沈んで、空が深い青色に変わっていきます。すると突然、草むらの中で黄色い光がパチパチとまばたきを始めるんだ。

2026年8月初め、アリタップタップ(Alitaptap)のメンバーから、身近な場所でのホタルの目撃情報がたくさん寄せられました。ニューヨークのブルックリン・ブリッジ・パークや、ノースカロライナ州エイペックスのセーラム・ストリート、ウィスコンシン州ブラウンディアーのゴールドンデール・ドライブで、Common Eastern Fireflies(コモン・イースタン・ホタル)が見つかったよ。カンザス州オーラサやケンタッキー州ルイビルでは、Sneaky Elves(スニーキー・エルフ)が見つかりました。コロラド州ブルームフィールドでは、Dark Fireflies(ダーク・ホタル)が記録されたんだ。海を越えたフランスやフィンランドではEuropean Glow-worms(ヨーロッパツチホタル)、香港のビルの近くではRimmed Window Firefliesが目撃されています。

ホタルを見るために、遠い深山までハイキングに行く必要はないんだよ。今、街や家の裏庭、公園には命があふれています。夏の終わりは、光る甲虫(コウチュウ)たちにとって大忙しの季節。どこを探せばいいかを知っておくと、きっと見つけられるよ!

なぜホタルは芝生の端っこや公園の境目が大好きなの?

ホタルが生きていくために必要なものは、主に「かくれ家」「しめり気(水分)」「食べもの」の3つ。公園や庭の草むらの端っこには、この3つがそろっているんだ。

郊外の庭や街の公園の広場を思い出してみて。真ん中の草は草刈り機で短く刈られているかもしれないよね。でも、柵(さく)や木、かん木のまわりの端っこは、草が長く伸びていることが多いんだ。この「端っこエリア」は、虫たちにとって小さなジャングルみたいなものなんだよ。

背の高い草は、地面の近くに湿気を閉じ込めてくれます。木かげの下の土は、朝露が乾きにくいんだ。ホタルの親(成虫)は、湿った土にたまごを産みます。たまごから生まれた小さな幼虫(ようちゅう)は、落ち葉や土の下でくらして、カタツムリやナメクジ、ミミズをハンティングして食べるんだ。からからに乾いた土の道には食べものがあまりないけれど、背の高い草の下の湿った土は、ホタルの幼虫にとってごちそうがいっぱいつまった冷蔵庫みたいなものなんだよ。

大人のホタルの姿になったら、とまる場所(パーチ)が必要になります。パーチとは、虫がすわれる背の高い植物の茎や葉っぱのこと。ホタルは草の茎を登って、光のサインをともします。高さがあると、近くを飛んでいる仲間に光のチカチカが届きやすくなるんだね。

今、きみの近くで光っているのはだれ?

ホタルは種類によって住む場所がちがうし、光り方のシグナルもそれぞれちがうんだ。今月、みんなの身近な場所で見つかっている種類をいくつか紹介するね。

コモン・イースタン・ホタル(Common Eastern Firefly)

北アメリカ東部で一番よく見られる、光をパチパチさせるホタルだよ。ミシガン州からノースカロライナ州までの庭で見ることができるんだ。最近ではニュージャージー州のホパトコン湖や、ペンシルベニア州のエリンクス・パークでも見つかったよ。

コモン・イースタン・ホタルは、木の近くの開けた草地が大好物。オスのホタルは、芝生の上60センチから1.8メートルくらいの高さを飛びます。飛ぶときに空中で上に向かってスッと移動しながら、黄色い光をつけるんだ。その光は、まるでアルファベットの「J」の文字を描いているみたい!夜の8時半ごろに公園の広場を見ていると、草の上を浮かぶたくさんの「J」の光が見えるよ。

スニーキー・エルフ(Sneaky Elf)

スニーキー・エルフは、小柄なホタルなんだ。最近のアリタップタップでの目撃情報は、ケンタッキー州ルイビルやカンザス州オーラサから届いているよ。

このホタルは、公園の境目にある植え込みや木の枝が好き。琥珀(こはく)色やうすいオレンジ色の光で、素早くパッパッと光るんだ。木の高いところでチカチカ光ってから、草むらに向かって降りてくることが多いよ。

ダーク・ホタル(Dark Firefly)

夜に光るホタルばかりじゃないんだ!コロラド州ブルームフィールドでは、8月初めにダーク・ホタルが記録されました。

ダーク・ホタルは昼間に飛び回ります。お互いに会話するために、お腹のランタン(光)を使わないんだ。そのかわり、フェロモンという匂い(におい)の化学物質を使うんだよ。晴れた日の午後、公園の木の幹や低い葉っぱの上でお休みしている姿が見つかるかもしれないね。

ヨーロッパツチホタル(European Glow-Worm)

フランスやクロアチア、フィンランドなどの地域では、今週ヨーロッパツチホタルの報告がありました。

メスのツチホタルは、しっかりした羽がないから飛ぶことができないんだ。だから公園の小道や生け垣(がき)に沿って、背の高い草の茎をのぼっていきます。そして、明るく緑色の光をずーっと灯しつづけるんだ。点滅はさせないよ。空を飛ぶオスが見つけてくれるまで、小さな電球みたいに緑の光をつけっぱなしにするんだ。

リムド・ウィンドウ・ホタル(Rimmed Window Firefly)

香港の観塘(クウントン)では、住宅街の近くでリムド・ウィンドウ・ホタルが見つかりました。ビルとビルの間にある小さな緑地を使っていて、街の中の小さな庭でも光る虫たちが暮らせることがわかるね。

ホタル観察に行くのにおすすめの時間帯

ホタルを探すときは、タイミングが命!外に出るのが早すぎると空が明るすぎるし、遅すぎると、たくさんのホタルが夜の光のショーを終えてしまうんだ。

一番おすすめの観察時間は、日の入りから完全に真っ暗になるまでの「夕暮れ」の時間だよ。8月なら、だいたい夜の8時から9時の間くらいだね。

日の入りから20分くらい経ったら観察を始めてみよう。コモン・イースタン・ホタルが最初に光り始めることが多いよ。彼らは45分から1時間ほど光り続けます。すっかり暗くなると、活動はおとなしくなるんだ。

天気も大切だよ。ホタルは、むしっとした暖かい夜が大好き。風がなくて暖かい夜なら、元気に飛び回るよ。逆に風が強かったり寒い夜は、体を守るために草の低くかくれているんだ。軽い雨なら光る種類もいるけれど、激しい雨がふると、葉っぱの下に避難しちゃうよ。

ホタルを傷つけずに観察する方法

ホタルはとてもデリケートで小さないのちです。ホタルのお家におじゃまするときは、やさしく大切にしてあげようね。安全に観察するためのコツを紹介するよ。

白いライトではなく「赤い光」を使おう

まぶしい白色の懐中電灯(かいちゅうでんとう)は、ホタルをびっくりさせてしまいます。強い光のビームは、ホタルにとって昼間のように感じられてしまい、パニックになって光るのをやめてしまうんだ。

夜の目にならざるを得ない自分たちの目を守りつつ、ホタルをおどかさないために、懐中電灯の先に赤いセロファン紙をはってみよう。ホタルは赤い光があまりよく見えません。赤い光なら、ホタルの光の合図をジャマせずに、足元を照らして進むことができるんだよ。

決められた道を歩こう

ホタルをつかまえようとして、暗い芝生の中に走り込みたくなるかもしれないけれど、道からはずれて足を踏み入れると、ホタルを踏んづけてしまうかもしれないんだ。

メスのホタルは地面に近い草の葉にとまっているし、幼虫は落ち葉の間をハイハイして動いています。土の道や砂利道、公園の舗装された歩道を歩くようにしようね。道の端に立って、背の高い草むらをじっとのぞき込んでみよう。

観察のために捕まえる時間は短くしよう

ホタルを楽しむ一番の方法は、自分の目でじっくり観察すること。でも、もし近くで見たくてつかまえる場合は、次の約束を絶対に守ってね:

  1. 手をきれいに洗い、少し湿らせておこう。虫よけスプレーや消毒液が手についているときは、絶対にホタルに触っちゃダメだよ。
  2. 清潔なガラスビンの底に、水で湿らせたペーパータオルをしいて、ビンの中の空気をしっとりさせよう。
  3. ビンのフタに小さな空気穴をあけるか、布をかぶせてゴムバンドでとめよう。
  4. ホタルをビンの中に入れておく時間は「15分以内」にしようね。
  5. ホタルを逃がすときは、捕まえたのとまったく同じ場所に逃がしてあげよう。一晩中閉じ込めておくのは絶対にやめようね。

おうちの庭に草を伸ばした場所を作ろう

もし家に庭があるなら、おうちの人にお願いして、庭のすみの草を刈らずに残してもらおう!フェンスに沿って草を長く伸ばしておくと、ホタルのかくれ家になるんだ。殺虫剤(虫よけの薬品)や電撃殺虫器は、ホタルや土の中に住む幼虫を傷つけてしまうから使わないようにしようね。

見つけたホタルをアリタップタップで共有しよう

公園や庭でホタルを見つけたら、君の観察記録が科学者(研究者)たちの助けになるんだ!アリタップタップに集まる報告は、ホタルがどこに暮らしていて、時代とともに数がどう変わっているかを教えてくれる大切なデータになります。

見つけた日付、時間、場所を記録しておこう。光の色や光り方のパターンにも注目してみてね。「黄色いJの形だったかな?」「素早いオレンジ色のチカチカだったかな?」「ずっと光る緑色だったかな?」そして、背の高い草にいたか、木の上にいたか、湿ったみぞの近くにいたかもメモしておこう。子どもたちやご家族が観察記録を投稿することで、世界中のホタルの元気さが科学者たちにもっとよく見えてくるんだよ!

Where this came from

Written with AI help from real firefly sighting data, then checked by a human before publishing.

Back to all stories · All sightings · Species