ノースカロライナやケンタッキーのあたたかな夏の夜に外へ出ると、空中で明るく黄色い光がまたたくのが見えるかもしれません。Alitaptapの地図には、フォレストシティやリッチモンドなどでホタルを見つけたという情報が最近たくさん寄せられています。この小さな虫たちは、空気があたたかくて湿っているときに元気に活動します。ホタル科というグループの仲間で、学名はLampyridae(ランピリダエ)といいます。よーく観察してみると、飛び方や光り方でほかの虫と区別することができます。
有名なJ字の光
たくさんのホタルが、まっすぐ飛んだり、あちこちでランダムに光ったりします。でも、このホタルはちょっと違います。アルファベットのJの形を描くように飛ぶのです。地面のすぐ近くから飛び立ち、光りながら上へ進んで、てっぺんでキュッと上にカーブします。その光は、暗闇にぽっかり浮かぶ明るい黄色い「くの字」のように見えます。
オスは、草むらで休んでいるメスに気づいてもらうためにこの飛び方をします。メスは空中で光るJ字の形をじっと見ています。光るタイミングを気に入ると、自分の光でピカッと返事をします。メスの返事はたいてい、短く一回だけの光です。こうして光でキャッチボールをしながら、暗い夜の中でもお互いを見つけ出しているのです。
どこで見つかるの?
Alitaptapの目撃情報を見ると、このホタルは庭や公園、住宅街の近くで見つかっています。緑の草がたくさんあって、土が湿っていて、近くに木がある場所が大好きです。昼間は光らないので見かけません。鳥やクモから身を守るために、背の高い草むらや葉っぱの裏で休んでいます。
夜になると、エサやパートナーを探すために姿を現します。明るい街灯が多すぎない場所がお気に入りです。庭が明るすぎると、ホタル同士の光のサインが見えづらくなってしまいます。玄関の明かりを消してあげると、ホタルたちが道に迷わずにすみますよ。
ホタルがいるとどうしてわかる?
近所でホタルが見つかるのは、そのあたりの自然環境がとても元気な証拠です。ホタルが育つために十分な湿り気のある土があるということです。空を飛ぶ大人になる前、ホタルは何か月もの間、丸太の下や土の中で幼虫として過ごします。この子ども時代のホタルは、カタツムリやミミズを捕まえるために、湿った場所が必要なのです。
もし土地がコンクリートで固められたり、強い虫よけの薬がまかれたりすると、カタツムリや幼虫はいなくなってしまいます。エサがいなくなると、ホタルも消えてしまいます。だから、家の近くでホタルを見かけたら、あなたの近所には小さな生き物たちが元気にくらせる自然の場所がまだちゃんと残っているということなのです。
君も目撃情報を投稿しよう!
科学者たちは、ホタルが毎年どこにすんでいるのかを調べるために、Alitaptapのようなみんなで作る地図を使っています。地図にピンを立てて目撃した場所を記録すると、ホタルの数が減っているのか増えているのかを研究する人たちの大きな助けになります。特別な道具は何もいりません。あたたかな夕方に外へ出て、光るJ字の飛び方を探して、見つけたことをみんなにシェアしてみましょう。